「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」 実施報告
公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会と兵庫県立人と自然の博物館、台北市立動物園は、令和3年8月1日(日)に「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」を開催しました。
片山博昭専務理事(花博記念協会)および劉世芬園長(台北市立動物園)の挨拶により開会後、台北市立動物園と兵庫県立人と自然の博物館それぞれの研究員らが日本と台湾における生態系の現状や生物の調査手法について講演しました。その後「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」(新型コロナウイルス感染症の影響で休止中)の事業説明とツアーの過去参加者による発表が行われました。最後に、秋山弘之主任研究員(兵庫県立人と自然の博物館)および太田英利研究部長(兵庫県立人と自然の博物館)の挨拶で閉会しました。
オンラインセミナーと並行して、チャットでは発表者への質問を受け付けました。セミナー中に受けられなかった質問も含め、質疑応答の内容を公開します。
20210801日台ユース生き物調査オンラインセミナー_Q&A.pdf
★2021日台オンラインセミナーチラシ.pdf
日 時
令和3年8月1日(日)日本時間14時~17時(台湾時間13時~16時)
参加者
約180名
内 容
■第一部 日台の動植物の生態および調査手法について
(1) 台北市立動物園 研究者
・台湾の自然環境について(陳賜隆博士)
・センザンコウの生態について(尤宣雅 研究助理)
・台湾のユーラシアカワウソの生態について(張廖年鴻 博士 計畫執行人)
(2) 兵庫県立人と自然の博物館
・小さな植物の観察方法(秋山 弘之 主任研究員)
・兵庫県篠山層群産脊椎動物化石の研究紹介(池田 忠広 主任研究員)
・絶滅危惧種イヌワシの保全研究の紹介(布野 隆之 研究員)
・台湾のハエトリグモ研究について (山﨑 健史 主任研究員)
■第二部 「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」参加者の現在
(1)「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」について
(2)ツアー参加者による発表(4名:日本2名+台湾2名)
備 考
・日本語、中国語同時通訳あり
・Zoomウェビナーによるオンライン聴講者のみ募集
・参加無料
配信拠点
兵庫県立人と自然の博物館
台北市立動物園
主 催
公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
兵庫県立人と自然の博物館
台北市立動物園