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令和5年度「花博自然環境助成」対象者が決定しました

令和5年度「花博自然環境助成」対象者が決定しました

令和5年度「花博自然環境助成」対象者が次のとおり決定しました。

調査研究

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
浅間山の草原・森林における動植物モニタリング調査 NPO法人生物多様性研究所あーすわーむ 長野県 浅間山麓では亜高山帯、偽高山帯に貴重な自然草原が存在する。しかしシカの採食圧や森林化、乾燥化等により、草原環境の維持が危ぶまれている。その草原の生物多様性の維持のために、生息する動植物のモニタリング調査を実施し、当該地の保全に向けての効果的な方法や対策について考察する。
沖縄の伝統的景観木の新病虫害防除に関する調査研究 一般財団法人沖縄美ら島財団 沖縄県 観光産業が盛んな沖縄にとって、沖縄らしい景観の形成に重要な役目を果たす緑化木の健全な育成は重要である。本事業は、特に沖縄県内で近年問題となっている外来ヨコバイによるアカギの葉枯れや、約20年前から原因不明のフクギの黄化衰退木について調査研究を行い、伝統的文化や風土と結びついた景観の保全を目指す。
栃木県那須野ケ原のオオタカは減っているのか? 特定非営利活動法人オオタカ保護基金 栃木県 「種の保存法」の希少種から解除されたオオタカであるが、一方で個体数が減少しているという意見もある。栃木県那須野ヶ原において、2023年の繁殖状況を調査し、当地における過去20年間のモニタリング結果と比較して、オオタカの生息状況の変化を明らかにするとともにその要因を考察し、今後の保護の資料とする。
絶滅危惧トンボ類の生息状況および生息環境調査 神奈川トンボ調査・保全ネットワーク 神奈川県 絶滅危惧種の保全策を講じるうえで、生息状況や生息地の現状などの基礎情報は極めて重要である。しかし近年、地域研究者の高齢化により情報の収集が困難になっている。本研究では、絶滅危惧トンボ類の現存情報および減少要因などの現況を調査し、結果を環境省レッドリスト改訂および保全策構築のために提供する。
日台里山イノベーションの研究 日台里山交流会議 京都府 日本が発信した「里山イニシアティブ」は台湾の行政・大学で真摯に受止められ、政策化している。各地域での実践をフィールドワークとワークショップで調査し、日本の同分野との比較や生物的多様性への貢献を研究する。お互いが学ぶべき点や里山活動のイノベーションを考察する。将来的には一般向けの書籍として出版する。
調査研究合計 5件

活動・行催事

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
かたつむりミュージアム・ラセン館の普及啓発活動 かたつむりミュージアム・ラセン館 京都府 国内産陸産貝類種約800種の生体再現模型製作、及び海外産代表種の再現プロジェクトを実現させ、それらを社会に向けて広く発信し、生物多様性の意義を分かりやすく理解してもらう。
棚田・里山生態系の立役者、ポリネーターを守る! 伊吹くらしのやくそう俱楽部 滋賀県 ポリネーターは、植物と昆虫の深い関係を示すもので、生物多様性の保全に欠かせない。しかし、当地でもニホンミツバチ等のポリネーターが激減している。そこで、様々な花蜂を救うために産卵箱(Bee Hotel)の設置や蜜源植物を増やす活動を、ワークショップ等伴って行い、ポリネーターの重要性を普及する。
緑と藤棚の自然環境保全・保護プロジェクト 江南の藤保存会 埼玉県 保存会は江南の藤(ノダナガフジ)を保存・継承しかつ地域に根ざしたコミュニティーづくり・環境保全・保護の促進を行う事を目的とする。熊谷市地球温暖化防止活動促進員として熊谷青年会議所と提携して藤棚の下が外気と5度~6度涼しくクールシェアー先として6月~7月末まで一般開放しております。
菜の花迷路一般開放と菜の花畑整備 福興浜団 福島県 東日本大震災による津波で全て流された南相馬市原町区萱浜地区に菜の花畑を造成し、そこに迷路を作りGW期間中に一般開放する。菜の花迷路には親子連れからお年寄りまで、市内はもちろん県内外から多くの人に訪れてもらい、楽しみ、笑顔になってもらうとともに、津波被害を受けた地区の現在の様子を見て、知ってもらう。
木のお医者さんが伝える「樹木の生き方」 特定非営利活動法人樹木研究会こうべ 兵庫県 樹木医は、樹木の診断と樹勢回復、樹病の予防や後継樹の保護育成などに携わる専門家である。樹木医が「樹木の生き方」に関する知識や技能を環境教育プログラムに変換し、自然科学の普及に取り組む。
河内地域を中心とした、自然環境整備拠点どうしの連携 一般社団法人ソーシャルギルド 大阪府 大阪府河内長野市で継続している「耕作放棄地の再生活動」を、環境課題を知る契機として提供できるよう、拠点を整備するとともに、河内地域の環境活動団体のフィールドを活用した協働企画の実施を通じて、地域全体での新たな担い手の拡大につなげる。
令和5年度日本樹木医会沖縄県支部特別講演・研修会 一般社団法人日本樹木医会 沖縄県支部 沖縄県 沖縄県支部では、研修会を定期的に開催し、樹木医活動の普及および樹木医の交流を図っている。本事業は、特に未侵入の外来生物に関する講演会を一般市民も聴講できるように開催することと、治療や剪定技術に詳しい県外・海外有識者等との交流を図ることで、外来生物の早期発見・防除や県内樹木医の更なる技術向上に努める。
親子ペアで楽しむ「昆虫観察会~森の生態を探る」 生駒山昆虫観察の会 奈良県 親子ペアの参加者が、生物学者らと共に、森の生態、生き物の観察・採集を行ない、いのちの循環、生き物の生態、体のしくみ、住む場所などを研究、調査する。
ミツバチサミット2023 ミツバチサミット実行委員会 茨城県 ミツバチをはじめとする多くの昆虫が植物の送受粉を担っている。しかし近年、これらの送粉昆虫の減少とそれによる農作物や野生植物への影響が懸念されている。そこで一般市民、専門家などが集まる複合型イベントの開催を通じて、この問題を広く発信するとともに、送粉昆虫の保全と活用に向けた今後の展開を議論する。
上町台地の斜面緑地の魅力創造・発信事業 オープン台地実行委員会 大阪府 大阪市中心部に位置する上町台地の西側崖部には「斜面緑地」と呼ばれる広大な緑地帯が存在する。隣接する日本有数の寺町と一体となり、緑が少ないと言われる大阪市において貴重な緑の拠点を形成している。本事業はまちあるきやシンポジウム、マップ作成を通じて斜面緑地を広く周知し保全につなげるものである。
大学生による三つ峠山アツモリソウ集団の保全活動 特定非営利活動法人日本高山植物保護協会 山梨県 地球の温暖化、シカの食害、さらには盗掘など、高山植物が置かれている現状を、次世代を担う若者、特に登山や植物に関心のある大学生に理解してもらい、その保護活動の一環として登山道の整備や植生の回復作業を実際に体験できる機会を提供することで、高山植物の保護活動の担い手を育成するとともに普及活動につなげる。
花が育む高校生と地域との交流支援事業 特定非営利活動法人勿来まちづくりサポートセンター 福島県 「交流」をキーワードに、春咲き球根のプランターの寄せ植えと街中配布を通して、高校生と地域住民との顔の見える関係構築と相互の触れ合いを深める事業。
里山から花とみどりあふれる地域づくり 特定非営利活動法人里山再生と食の安全を考える会 茨城県 景観保全のため花とみどりあふれる地域づくりを目指し、植栽・栽培・収穫体験を行い、収穫した野菜等を使って、食育を行いながら、食育の一環として注目されている野菜等・ハーブを栽培します。復興の一環として里山整備を行います。
「椿の路」を媒体としたESD復興支援㏌野蒜 特定非営利活動法人LEAF26 宮城県 奥松島地域の自生種ヤブツバキを育苗し植栽を進める事業を展開している。復興とSDGを理解していただく、ESDプログラムで子ども達と地域住民参加であるが、コロナの関係で当初事業の進め方を、現地での苗や花壇の紹介交流から推進させていく。
京都自生種の藤袴を保全育成し環境保全活動を推進する 源氏藤袴会 京都府 令和2年から令和4年貴協会の助成を受け絶滅寸前種の京都藤袴を保全育成してきました。成果は大きく令和2年度京都市から京の生きもの・文化協働再生プロジェクトの第24号認定 令和3年度は京都環境賞 奨励賞で環境と調和した持続可能な社会への貢献が認知された。
心を支え風化を防ぐ花の防潮堤醸成プロジェクト(完) 特定非営利活動法人パワーアップ支援室 岩手県 岩手県大船渡市三陸町越喜来地区において、東日本大震災の風化の歯止め、人的交流機会の増加による心の復興の促進等を目指して令和3年度より実施している事業の最終章として、多年草や季節ごとの花や緑を取り入れることで、四季を通して花や緑に触れることができる心の拠り所の創造を行います。
設立30周年記念ビオトープフォーラムinしずおか 特定非営利活動法人日本ビオトープ協会 東京都 1.ビオトープ功労者表彰(協会関係・地域活動家)
2.第15回ビオトープ顕彰表彰
3.記念講演
・基調講演 常葉大学名誉教授 山田辰美先生
・日本在来種ミツバチの会理事 藤原愛弓先生
4.パネルデイスカッション
休耕地を花と緑で埋め憩いの場所にする活動 倉渕ヤマアジサイの会 群馬県 高崎市内でも下大島町内は田園と住宅が混在して、耕作放棄地があると周辺の住民に迷惑となっています。そのため、休耕地の所有者は他の人にお願いして定期的にトラクターで耕うんしています。その土地を借りて、皆さんで集える花畑をつくり、定期的に集い楽しめる花畑にしたいと思います。
活動・行催事    合計 18件

総合計23件