平成18年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 社団法人 日本植物園協会〔東京都〕 |
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事業名 | 植物多様性保全活動と植物園の役割-市民への啓発と広報- |
事業の実施場所 | 全国8植物園(鳥取、北海道、高知、東京都、兵庫、茨城、愛知) |
事業の実施期間 | 平成18年5月13日~平成19年3月末日 |
事業の概要 | 下記の植物園において絶滅危惧植物展の名称で展示や講演を通じて、植物多様性保全活動と植物園の役割を市民への啓発と広報を行った。 鳥取とっとり花回廊 5月13日~6月25日 北海道北海道大学植物園 5月30日~6月18日 高知高知県立牧野植物園 7月1日~7月17日 東京都東京都神代植物公園 7月19日~8月6日 茨城水戸市立植物公園 8月5日~8月20日 兵庫六甲高山植物園 9月16日~10月6日 茨城科学博物館筑波実験植物園 10月29日~11月5日 愛知名古屋市東山植物園 19年3月17日~6月3日 |
成果の要約 | 全植物園共通のパネル約30枚、絶滅危惧植物画、開催地にふさわしい絶滅危惧植物の展示及び開催園が計画した独自の講演会やワークショップ等を通じ、来園者に対して我が国の絶滅危惧植物の現状と植物多様性保全活動の必要性、更に保全活動における植物園の役割を市民に広報し、市民の意識を啓発することができた。多くの会場では来園者の数も前年を上回り、市民の植物保全に対する関心の高さを知ることができた。また、新聞等の広報を通じて植物園に来ない市民にも植物園の役割を啓発することができた。 この様な市民の関心の高まりと植物園が行う保全事業が有機的に繋がり、絶滅危惧植物保全事業が、植物園と市民の共同の事業として繋がり、大きなうねりが立ち上がってくることが期待される。 植物園は国際的な協調の中での目標として日本の絶滅が危惧される植物の50%以上を2012年までに植物園内で保全する目標を立てている。目標達成には市民の協力が不可欠である。 関連成果物
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