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花博自然環境助成事業

平成20年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 東横堀川水辺再生協議会〔大阪府/東横堀川沿川地域〕
事業名 アートを活用した都心部コミュニティによる河川自然環境の創出
事業の実施場所 東横堀川沿川地域
事業の実施期間 平成20年7月~10月
事業の概要 沿川地域の人々の河川に対する関心を高め、地元による河川環境創出に取り組むため、地元親子連れによる、水辺の生き物のペーパークラフトづくりとその作品の水辺の公園への展示、また自らが漕ぐゴムボートクルーズとオープンカフェを実施した。
成果の要約

[ペーパークラフト体験教室]

日時: 7月26日(土)、27日(日)13時~16時
場所: 〈クラフト教室〉大阪市立開平小学校(26日)、大阪市立中大江小学校(27日)
〈展示ワークショップ〉東横堀川河岸公園高麗橋高架下空間
参加者: 地元小学校に通う親子など。
50組(26日)、20組(27日)。
内容: ①クラフト教室(13時~15時)
東横堀川や大阪に生息する魚、虫、鳥、小動物のペーパークラフトづくり。
②展示ワークショップ(15時~16時30分)
クラフト作品を高麗橋高架下空間に展示し、ネイチャーアート作家・小村一也氏とのコラボレーションで“夢の大阪・生き物オブジェ”を完成させた。作品は3ヶ月展示した。

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[Eボートクルーズと水辺のオープンカフェ]

日時: 10月12日(日)、13日(月・祝)11時~16時
場所: 東横堀川水門事務所前
参加者: 200人
内容:

①Eボートクルーズ
10人乗りの手漕ぎゴムボート・Eボートの30分ミニクルーズを実施。
②水辺のオープンカフェ
カフェカーによる水辺のカフェを実施。

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[事業の成果]

  1. 2つの事業を通じて、地元の子どもたちが、東横堀川の自然環境を楽しく学び、水辺に対する意識を高めることができた。いずれも定員を上回る申し込みがあり、関心の高さがうかがえた。
  2. 行政との連携により、水辺の公園での3ヶ月間のペーパークラフト展示が可能になり、地元による河川環境創出の第一歩を踏み出すことができた。
  3. さらに、今回作成したペーパークラフトキット(16種類の生き物の型紙)は当会のみならず、大阪市内や大阪府内など他の地域での活用も可能であり、広く利用できる自然環境教育ツールを開発することができた。(大阪市河川課が地元主体の河川愛護事業として、ほかの地域でも活用したいとの意向を持っている)

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16種類のクラフトキット。はさみとカッターで切り抜き、線にそって折れば完成