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花博自然環境助成事業

平成22年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) NPO法人 森林(もり)の風〔三重県〕
代表者 事務局長 瀧口 邦夫
事業名 「水源の森プラグラム」
事業の実施場所 三重県亀山市加太向井恥亀、三重県三重郡菰野町東江野
事業の実施期間 平成22年4月~平成22年7月
事業の概要 「水源の森プログラム」を実践し、植樹・育苗を行うことにより、地域環境をより良くする。
成果の要約

①次のとおり植樹活動・イベントを行った。

  • 4月24日、菰野町「まなびの森」において、20種100本の薬樹の植樹活動を行った。専門家として「庭や・たき川」代表の瀧川氏を招き、植樹方法の指導を行ってもらった。三重銀行・森林倶楽部およびその家族など、約60名の参加があった。
  • 5月29日、「森林シンポジュウム」を開催した。林業家2名、大学教授1名、スペシャルゲストとして島﨑洋路・KOA森林塾講師を招き、森林再生についての意見交換を行った。参加は94名だった。
  • 7月11日、菰野町「まなびの森」において、20名の参加者で植樹活動を行った。

②食害などの課題について

杭を立て、鹿ネットを施してあったにもかかわらず、猪の食害に遭い、植樹木の相当数が掘り返されてしまった。食害の原因として、植樹の際に苗木の根元に施肥した対比が考えられたため、この堆肥を除去または土壌との混合を行った。ダメージの少なかったものについては再度植樹し、枯れてしまったものについては新たな植樹を計画している。
また、趣旨からの植樹用苗木を育成するため、竹ポットの作成を進めている。

③啓蒙用テキストとして「水源の森プログラム<森を測る>」を編集・作成し、育成講座や活動時に活用している。