花博自然環境助成事業
平成22年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) |
亀岡植物誌研究会〔京都府〕 |
代表者 |
代表 津軽 俊介 |
事業名 |
亀岡市植生調査 |
事業の実施場所 |
調査・採取:亀岡市全域、標本張り付け作業:亀岡文化資料館 |
事業の実施期間 |
平成22年4月~平成23年3月 |
事業の概要 |
亀岡市全域を対象として、月2回植生調査を行い、月1回標本作成にあたる。年1回、これらの成果を収録した会誌『亀岡の自然』を発刊して、検証を求めつつ、生物多様性保全の意義をアピールする。 |
成果の要約 |
- 社叢調査と「平成19年圃場整備終了区域植生調査」を実施した。 調査のたびに標本の押し葉作業を行い、乾燥、同定を経て、標本作業を行った。参加者はのべ99人。 社叢調査は、同一の神社について、季節を変えて実施し、より詳細なリストの作成が可能となった。
圃場整備終了区域植生調査は、整備前に行ってきた事前調査と併せて、整備前・後での植生比較調査を行った。 これらの成果を記述、公開し、他の研究機関による検証を受けることで、より精度の高いものにするものにできた。 - 上記の成果である調査リストや、亀岡の自然を総合的に把握するための各種論考などを掲載した『亀岡の自然』7号を発行し、各種研究機関、学校図書館などに寄贈した。大学、高校などで、自然を理解するための教材として役立つことが期待される。
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