活動・行催事助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 社団法人 日本植物園協会〔東京都〕 |
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代表者 | 会長 邑田 仁 |
事業名 | 植物園シンポジウム~ふるさとの植物を守ろう~ |
事業の実施場所 | シンポジウム:東京大学大学院理学系研究科・小柴ホール 活動発表展示:新宿御苑インフォメーションセンター |
事業の実施期間 | 平成22年12月 |
事業の概要 | 全国の植物園が各地の市民団体等と協働し、「2010年目標」に向け絶滅危惧種の保全活動に努めてきた。節目をむかえ、成果発表・意見交換を行い、野生植物だけでなく園芸的側面からの取り組みなど、今後の多様性保全の在り方を市民とともに考える。 |
成果の要約 | 本シンポジウムでは、全国から約70名を超える参加者が集まり、「生物多様性」や「保全」に対する関心の高さがうかがわれた。また従来の自生地内の植物を守る生息域内保全だけでなく、施設で行う生息域外保全の重要性や、各植物園が推進している植物多様性保全活動についても深い理解と共感が得られた。 基調講演には、植物文化史に詳しい大場秀章氏(東京大学名誉教授)を招聘することができ、異なる視点から日本人と植物の関係を再認識することができ、植物園の現状だけでない幅広い知識が得られ参加者に好評であり、今後の植物多様性保全活動の幅を広げることが期待できた。 また、パネルディスカッションやアンケート調査を行うことにより市民の具体的な要望を直接聞くことができ、本事業の目的である市民、植物園、行政、研究機関、保全団体等が連携しあう枠組み「植物多様性保全ネットワーク(仮称)」設立に向けて前進した。 |