スキップして本文へ

花博自然環境助成事業

平成23年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 学校ビオトープ研究会〔大阪府〕
代表者 代表・庶務担当 塚口 倫生
事業名 学校ビオトープづくり&八尾の食文化体験交流会
事業の実施場所 大阪府立八尾北高等学校ビオトープ(第2グラウンド)、雨天時は普通教室など。 企画・運営会議および研修会は、応接室か福祉演習室で開催
事業の実施期間 平成23年4月~平成24年3月
事業の概要 八尾北高校の学校ビオトープで、地元の児童や生徒と地域の大人が一緒に自然や地域の食文化を体験しながら交流する「体験交流会」を年間3回、企画し運営するとともに、環境に関する学習会を年間8回開催する。
成果の要約

① 体験交流会および研究会を継続して実施でき、内容的にも拡充できた。
平成19年度から、7月、10月(年によっては11月)
3月の年3回のペースで実施してきている体験交流会を5年目の平成23年度も継続して実施することができた。また、その企画・運営のための会議も予定の8回実施することができ、その中で人的交流がさらに充実した。特に、地域の農家、アマチュア無線家、土木事務所や消防局、福祉関連の一般社団法人の方々や保育所などとの交流を通じて、体験交流会に自然環境教育だけでなく、農業、防災、福祉などの視点も加えることができた。そして、この学校と地域との連携を生徒たちだけでなく地元の町会の方々にもフィードバックすることができた。これは、これまでの取り組みに新たで貴重の広がりをもたらしてくれたと実感している。

② 学校ビオトープの整備が日常的に定着し、新たな課題にも着手できた。これらの取り組みを背景に、日常的には、総合選択科目「ビオトープで学ぼう」という授業で、今年度は男子8名、女子15名の計23名の受講生徒と、菜園、池・水路、水田などの対象とした観察・維持活動に取り組んでいる。また、太陽光発電を利用した井戸水の池への供給システムづくり、コンポストトイレづくりと糞尿の肥料化といった課題も設定しながら、とりあえずスタートしはじめることができた。

23_12_02.jpg 23_12_01.jpg 23_12_03.jpg

23_12_04.jpg 23_12_05.jpg