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花博自然環境助成事業

平成23年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) NPO法人まちづくり教育協働企画エトセトラ〔北海道〕
代表者 理事長 水野 正司
事業名 学校の先生が開く親子土曜学校~花育編~
事業の実施場所 第1回:北海道根室市 根室市立図書館 第2回:北海道釧路市 コア大空 第3回:北海道標茶町 開発センター 第4回:北海道釧路市 コアかがやき
事業の実施期間 イベント 第1回: 平成23年7月23日 第2回: 平成24年2月18日 第3回: 平成24年2月25日 第4回: 平成24年3月4日 成果の取りまとめ及び冊子作成: 平成24年3月4日~29日
事業の概要 北海道各地の会員(教師)がそれぞれの地域で親子体験型の「学校の先生が開く親子土曜学校」を行う。活動メニューに「花育」を取り入れ、会員による「花」や「自然」に関するミニ授業、地域の生花店やフローリストを講師に招き、フラワーアレンジメント体験等を行う。
成果の要約
  1. 学校で学ぶことのできない楽しさを味わい、親子のふれあいを深めること
    4回の事業で参加132名(子ども75名、保護者57名)がいけ花やフラワーアレンジを体験。そのほとんどが初めて体験される方であった。親子でいけ花に取り組む様子はとても楽しそうであった。体験を通し自然愛護、伝統文化を尊重する心を育む契機となったことが、次の参加者アンケートからもわかる。
    ○子どもの感想(本法人HPより一部転載)
    ・いろいろアレンジするのがすごく楽しかったので、またやりたいです!
    ・花の切り方は、ふつうに切ると思っていたけど、やわらかいのはよこ、かたいのがななめという切り方が勉強になりました。カルタで、花のしゅんとかがわかりました。
    ○保護者の感想(本法人HPより一部転載)
    ・花を通じて命について説明してもらい、子どもにとっても大変わかりやすかったと思います。
    ・親子で日本文化に触れることができ、感謝しています。
  2. 互いの職能を活かした協働による社会貢献地域
    「子どもに教えるって難しいですね。講師に迎えたお花の先生は一様にこう仰った。講座の組み立てや進行、子どもの掌握、トラブルへの対応。お花を教える以外の技能が必要となるからだ。これはまさに私たち教師の仕事である。講師の先生に「お花のプロ」として、お花の指導に専念していただく。互いの職能を活かすことで、より有意義な学びの場を提供することが出来た。
  3. 地域との協働から生きがいの創出へ
    「地域の方のお役に立てて嬉しいです。また機会がありましたら是非お手伝いさせて下さい。」講師の先生から頂いた言葉である。また、標茶会場に参加した保護者が、講師を引き受けて下さった草月会師範の教室に通い始めたというエピソードもある。職能を地域のために活かしたいと考えている方は多い。地域と協働したことで、生きがいや生涯学習の機会の創出に繋がった。

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