花博自然環境助成事業
平成23年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) |
NPO法人 福祉のまちづくり実践機構〔大阪府〕 |
代表者 |
代表理事 冨田 一幸 |
事業名 |
長野公園を中心とした金剛山系の樹木と植物の保全活動 |
事業の実施場所 |
大阪府営長野公園 |
事業の実施期間 |
平成23年4月~平成24年3月 |
事業の概要 |
金剛山系の裾野の5箇所に点在する大阪府営長野公園には、様々な樹木が植生しているが、それらは徐々に老化してきている状態にある。これらの長野公園、ひいては金剛山系の生物多様性の保全を行うために、障がい者や地域住民とともに実施するものとする。 |
成果の要約 |
- 金剛山系の生物多様性の保全
・クヌギ、カシワ、ウバネガシ、ウメ、スギ、クヌギ、クスノキなどの7種の種を採取し、植え付けを行うことができた。 ・山桜、モミジ、イチョウなどの3種の実生を採取し、育成することができた。 ・延命寺蓮池の千種紅の株分け・育成を行うことができた。 - 障がい者の社会参加
・上記の保全活動をNPO法人南河内つくろう会と連携して、実施することができ、知的障がい者の里山活動を通した職業訓練を実施することができた。 ・保全活動と併せて、菜の花育成のための、花壇づくりなど、園芸活動を推進することができた。 - 樹木観察会の実施および地元住民が自然と楽しむ活動
・NPO法人樹木環境ネットワーク協会と連携した樹木観察会を春季に1回及び樹木ガイドブックを作成することができた。(参加者10名) ・近畿大学で昆虫を専門に学ぶ地元住民と連携して、自然観察会を1回実施することができた。(参加者20名) ・地元野鳥の会と連携した自然観察会を1回実施することができた(参加者20名) ・地元で実施されたイベントへ参加し、スギ・ヒノキの種植え会を実施した。(参加者30名) - 金剛山系の生物多様性を活用した園芸福祉
・NPO法人南河内つくろう会と連携した菜の花育成のための花壇づくり及び種植え ・長野公園で伐採した竹を活用した門松づくりの実施
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