調査研究開発助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 公益社団法人日本造園学会〔東京都〕 |
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代表者 | 会長 下村 彰男 |
事業名 | ランドスケープ遺産インベントリー作成事業 |
事業の実施場所 | 日本全国 |
事業の実施期間 | 平成27年4月~平成28年3月 |
事業の概要 | 自然と社会の相互作用による環境の総合的表れであるランドスケープの価値について、環境保全などの観点から「ランドスケープ遺産」という地域資産として評価し、全国的レベルでリスト化するインベントリーの作成を継続し、内容の充実を図る。 |
成果の要約 | ランドスケープ遺産の種別として、A.デザインされた空間・景観、B.生活・生業・信仰等により形成された空間・景観、C.時代・文化の中で価値付けられた空間・景観、D.生態学的特性など自然科学的な学術上の価値に特徴のある空間・景観、E.その他を設定し調査を進めた。 これとあわせて各ブロックの総計で検討会議を8回・研究会を9回実施し、延べ562名の参加を得た。このうち5月には全国大会において各ブロックが一同に会したフォーラムも開催した。さらにブロック毎の進め方に応じて、関東地域においては300事例を収集する報告書『関東地域の造園・ランドスケープ遺産 調査報告書』を作成、刊行した。 さらに全国のインベントリーを集約して社会に公表、発信する手段としてウェブページを作成・開設し下記URLにおいて公開し、現在までに昨年度検討分を含め154事例を紹介している。http://heritage.jila-zouen.org/
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