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花博自然環境助成事業

平成28年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 四万十川自然再生協議会〔高知県〕
事業名 四万十川流域に自生する希少植物・飛来するツルの保護
事業の実施場所 四万十川流域一帯
事業の実施期間 平成28年4月1日~平成29年3月31日
事業の概要 四万十川流域に自生するマイヅルテンナンショウの他、希少植物の保護および毎年飛来するナベヅル・マナヅルの保護とその環境整備。また、文化庁指定の四万十川流域の「重要文化的景観」の保全。
成果の要約
  • 絶滅危洪種のマイヅルテンナンショウ自生地における年2回の観察および環境整備作業により、一般市民への保護活動に対する意識の向上および個体数の拡大が確認された。
  • 文化庁の「重要文化的景観」の指定を受けた、四万十川流域の景観および地域住民の慣習保全のため設置した、四万十の水辺八十八カ所の広報用標柱の復元および修繕を実施したことにより、一般住民参加の保護・保全活動の向上に貢献できた。
  • 「四万十つるの里づくりの会」と協働で「つるまつり」を開催し、一般市民の保護活動への意識高揚を図ったところ、多数の参加者があり来期に向けての手ごたえを確認できた。
  • 入田地区ヤナギ林区域の清掃および整備をすることにより、全国的にも有名になった自生の菜の花畑が拡大し、観光客の集客に大きな効果が見られた。

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