成果の要約 |
1.「植樹事業」の修了
- 当初、3箇年を予定していた「植樹事業」を2箇年で終了させることが出来た。
- 理由の第一は、本計画が公園管理者(沖縄県・首里城公園管理センター)の協カ・支援を得て着実に進行させることが出来たこと(会議参加・行程調整・公園管理業者との連携)。
- 理由の第二は、植栽条件等の調査を的確に実施できたこと(植栽可能地把握・植穴等植栽条件把握)、植栽材料を早期に確保できたこと(首里地域からの提供、椿栽培苗畑の協カ、椿愛好家の協力、県立石川青少年の家苗圃からの苗木提供等)。
- 理由の第三は、沖縄美ら島財団の協カ・支援が大きかったこと(協議会への参加、首里地域銘木の救出と財団圃場での養生及び公園への再移植、植樹事業全般への応援)。
- 理由の第四は協議会構成員の連携と協力による植樹事業の進展(当協会会員有志の現場労務への参加、地元首里高同窓会園芸サークルの協働、首里まちづくりNPOの賛同、前述沖縄美ら島財団の助力)。
- 理由の第五は、公的な支援機関の援助を得ることが出来たこと(沖縄海邦銀行/平成27年度、沖縄県緑化推進委員会協議会/平成27・28年度、花博記念協会/平成28年度)。
2.首里城公園に「花の名所」(椿苑)の可能性を加えることが出来たこと
- 15世紀初頭、首里王朝を開いた初代琉球王の尚巴志が龍潭池を掘った土で造庭したという琉球最初の植物園「安国山」の跡地一帯に、植物園地の再生に繋がる植樹が出来た。
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