参加者募集と混植農法の広報・PR作戦の展開。
一般的な菜園づくりではないユニーク性(混植農法による付加価値野菜づくり)を訴求して、我々の菜園づくりへの直接参加者を募集すると共に、休耕地再生・活用の手段としての「混植農法」普及のためのPR活動を展開した。
①混植農法セミナー
記述の通り6,9,2月に3回セミナーを開催した。参加人数は延べ91名となり好評を得た。「混植農法」への興味関心は高く、この農法は今後の普及が期待される。また雑草と害虫との闘いも関心が高く、菜園づくりの苦労の共有が出来た。
②ニュースリリースの発行によるマスコミ各社への働きかけ。
上記3回のセミナーと下記に述べる「料理研究会」開催の参加者の呼びかけを兼ねて本事業の広報・PRとして、先ずはニュースリリースを作成し、奈良県庁の「文化教育記者クラブ」に働きかけた。その結果、毎日新聞と奈良TVの協力が得られ、添付のような記事掲載、放送の実施が出来た。
また毎日新聞には、セミナーと料理講習会開催の告知の格別の協力を得ることも出来た。
③ホームページ(HP)とFaceBook(FB)によるSNSの展開。
HPとFBを作成し展開した。平成29年3月15日現在ページビュー(リーチ数)5,154件、FSいいね!件数186件となった。ネット上の問合せなどもあり、一定の効果はあったと評価したい。ただし「菜園づくり」というテーマの性質上ネット対象ターゲットとの距離は、如何とも出来なかった点は要反省である。
④生駒市の自主学習グループへの参加
「新しい菜園づくり研究会」の名称で参加した。前項で記述した「フェスタ」への参加と共に、生駒市が発行する広報(生駒市全戸への配布、発行部数約45,000)にセミナー告知として4回の掲載が出来た。セミナー参加者増につながると共に「混植農法」の広報・PRも出来た。
⑤付加価値野菜のレシピ開発
既述したルッコラ、パクチ、イタリアンパセリ、キクイモ、ヤーコンの5種類をメインとした料理研究会を11月に開催した。指導には既述の料理研究家宮武衣充先生を招聘し、一般的な料理教室ではなく、収穫された上記5種類の野菜を如何においしく料理するかというむしろ研究会的「料理講習会」を開催した。参加者は28名となった。
なお本事業申請には、料理講習会1回の参加者を10名とし、期間中3回(参加者数延べ30名)の講習会開催としていたが、本事業展開の「菜園」での野菜の収穫時期の兼ね合いから、秋の収穫時期が最も良いとの判断から、1回のみの開催とした。参加者は28名と当初計画(30名)通りを達成出来た。