平成30年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 特定非営利活動法人山の自然学クラブ〔東京都〕 |
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事業名 | 宮城県気仙沼市の地域在来植物の保全・育成・植栽活動 |
事業の実施場所 | 宮城県気仙沼市および周辺地域 |
事業の実施期間 | 平成30年4月~平成31年2月 |
事業の概要 | 宮城県気仙沼市における市民協働による海岸林、屋敷林、海岸植物の再生活動。自然観察・体験による価値観の共有と地域性植物の保護採取を同時に進める。住宅再建などが進みつつあるため、在来植物による緑化を進め、地域の方々と協力しながら希少種を含む海岸植物や地域らしい樹種の採取、育成を行い、植栽活動を進める。 |
成果の要約 | これまでの協働を通じて協力関係のできた石巻市、気仙沼市の特定非営利活動法人(海べの森をつくろう会など)の担当者やジオパーク協議会の委員、地元高校の教員のみなさんなどと一緒に活動して意識の共有を図り、現地参加者にも参加して頂くなど、地域の環境教育に資するような活動、価値観の共有につながるよう活動した。数年間にわたり採取した樹木や海岸植物の種子から育成した苗木、カシワ、ハマナス、ヒサカキ、シラキなどの樹木やハマヒルガオ、ハマナデシコなどを現地へお渡しし、一部を体験農園で植栽できた。 現地活動の日程にあわせて地域のイベントへ参加するなど、交流人口を広げられたと考えている。 講師を呼んでの観察会・調査体験・植物等の採取体験活動 3回 (1) 7月14日~16日 地質と化石の観察会 サンプル採取 講師:鎌田耕太郎 (2) 9月22日~24日 樹木の観察会 および種子採取 講師:中村華子 (3) 10月13日~14日 森と植物の観察会 講師:石井誠治 |