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花博自然環境助成事業

令和元年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) ごもくやさん〔兵庫県〕
事業名 定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査
事業の実施場所 1.三田市中央公園を中心に9台、2.隣接するけやき台3丁目緑地に1台、5km離れた  3.関西学院大学三田キャンパスに1台、4.兵庫県立三田祥雲館高校に1台、さらに、  5.神戸市北区道場町の民家の裏山に1台、計13台のカメラで調査を実施した。
事業の実施期間 本助成の指定活動日を多少逸脱するが、1年間のデータを判りやすくするために、2020年2月11日、「兵庫県立人と自然の博物館」の「第15回共生のひろば」展で、テーマ:「ニュータウンの森 2019」として出展・掲示 *2019年1月~12月までの1年間の調査結果を発表しています。 今年度以降も途切れることなく、定点カメラによる生態調査は継続しております。
事業の概要 これまで、三田市・中央公園に生息する野生動物の生態調査を行ってきたが、この範囲を、近隣の森から関西学院大学・三田キャンパスまでに広げる事で、より確度の高いデータを集積し、「生物多様性の保全」に役立てたい。将来、調査範囲を三田市全域に広げる事を目標にしている。
成果の要約

1. 定点観測カメラの設置台数、設置場所を増やすことによって、より立体的に野生動物の行動が把握できるようになった事。
2. このデータを積み重ねることによって、経年変化が把握できるようになる事。
3. 関西学院大学総合政策部佐山教授のご協力はもちろんのことであるが、特筆すべきは兵庫県立三田祥雲館高校土居先生と科学部生物班の学生たちの協力が得られたことで今後、更に観測地点を増やすことが可能になった事が最大の成果として挙げられる。

定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査04 定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査01 定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査03 定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査02 定点観測カメラによる野生保護動物の生態調査05