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花博自然環境助成事業

令和元年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) ミツバチサミット実行委員会〔茨城県〕
事業名 ミツバチサミット2019
事業の実施場所 つくば国際会議場
事業の実施期間 令和1年12月13日~12月15日
事業の概要 ミツバチをはじめとする多くの昆虫が植物の送受粉を担っている。しかし近年、これらの送粉昆虫の減少とそれによる農作物や野生植物への影響が懸念されている。そこで一般市民、専門家などが集まる複合型イベントの開催を通じて、この問題を広く発信するとともに、送粉昆虫の保全と活用に向けた今後の展開を議論する。
成果の要約

ミツバチや送粉者に関わる専門家や研究者、農家、企業、行政機関に加えて、一般市民も子どもから大人までが一堂に会して、身近な生き物たちの存在や役割・私たちの生活環境・食の未来について情報を共有し、共に理解しあい、語り合うことができた。本イベントでは、4つの大きな企画(キッズ・フェスタ・サイエンス・プロフェッショナル)と無料エリアを用意することで、参加者も自身の興味のある講演や内容を選択して楽しむことができた。先生の引率による高校生の団体での参加もあり、次世代を担う若者たちと世代・業種の異なる人たちが互いに発表しあったり関心事を話しあったりすることで、幅広い世代間でのコミュニケーションの場を提供することにも成功した。3日間の開催を通して、ミツバチや送粉者を取り巻く環境の急激な悪化や送粉者の世界的な減少問題や、その解決策等について、一般市民の参加者にも高い関心と興味をもっていただくことができた。今回のサミット開催については、地元をはじめとした各メディアからも多く取材があり、その成果を新聞やTV、ネットニュースなどで配信できた。

<成果の要約>
1.ミツバチに関わる、異なる研究分野や業種間での経験知の蓄積・共有と統合。
2.私たちとミツバチをとりまく問題の明確化と共有化。
3.未来に向けた解決策の具体的議論。
4.科学的知見に基づく情報を広く発信することによる新たな層への問題意識の喚起。


ミツバチサミット2019ポスター ミツバチサミット2019その4 ミツバチサミット2019その2 ミツバチサミット2019その3