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花博自然環境助成事業

令和元年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 江南の藤保存会〔埼玉県〕
事業名 緑と藤棚の自然環境保全・保護プロジェクト
事業の実施場所 埼玉県熊谷市板井1625番地8 会長 大島敬治宅藤棚
事業の実施期間 2019年4月1日~2020年2月28日
事業の概要 保存会は江南の藤(ノダナガフジ)を保存・継承しかつ地域に根ざしたコミュニティづくり・環境保全・保護の促進を行う事を目的とする。熊谷市地球温暖化防止活動推進員として熊谷青年会議所と提携して藤棚の下が外気と5度~6度涼しくクールシェーアー先として6月~7月末まで一般開放しております。
成果の要約

4月下旬~5月上旬にかけ藤の開花を通して、障害者施設の皆様や高齢者施設の皆様・一般見学者老若男女の皆様とのコミュニケーションの場となり、社会貢献性は多大な効果がある。
43年間維持管理を自己資金で行い、藤棚作りを拡大してきた。結果現在では、1本での藤の木で525平方花房は1.4メートル幹回り2.1メートルと県内最大級藤となっている。今日まで維持管理の全て会長の自己資金で行ってきた。夏は藤棚の下は涼しく熊谷市青年会議所のクールシェアー先に認定され、涼を楽しむこともでき癒しの場として市民の皆さまが利用している。今後も永遠に続けていきたい。毎年活動は拡大している。江南の藤保存会では、県内はもちろん東京、神奈川、千葉、静岡の方まで見学に参る。他の団体もその存在感は良く理解している。過去43年間の維持管理を継続して行い、1年も休むことなく、どんなつらい年でも見学者様には笑顔で一般開放してきた。今後も継続していく。
主催:江南の藤保存会藤祭り(事業の企画)
協賛:熊谷市地域振興課・市民活動推進課・教育委員会(事業の協力)
後援:熊谷市観光協会(熊谷市ガイドマップ)

埼玉県生物多様性活動団体や埼玉県環境部・熊谷市市民活動センター・熊谷市市民文化財センターなどが時折調査を行っている。藤の葉の枚数は右側8枚、左側8枚、先端葉1枚合わせて17枚。葉が多く、希少種であるとのお話は専門家の方よりうかがっている。

江南の藤祭りポスター 江南の藤保存会その3 江南の藤保存会その2 江南の藤保存会その4