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花博自然環境助成事業

令和元年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 特定非営利活動法人しんせい〔福島県〕
事業名 前向きで明るい福島を創造する花の環倶楽部
事業の実施場所 福島県郡山市西の内1丁目25-2
事業の実施期間 今回計画 :2019年 4月~2019年11月末 (助成対象期間) (全体計画:2019年4月~2020年3月)
事業の概要 復興公営住宅等に住む社会的に弱い立場の方(介護予防が必要な高齢者・不登校・引きこもりがちな方、避難障がい者)が園芸活動を通して、地域(郡山市住民)と交流を深め、自らの力で孤立を軽減し、前向きで明るい福島をつくる活動。
成果の要約

本助成事業により、復興公営住宅等に住む社会的に弱い立場の方や避難先地域住民と障がい者がが園芸活動を通して交流を深め、自らの力で孤立を軽減し、前向きで明るい気持ちで避難生活をおくることができました。

1.園芸を通した交流
毎週木曜日の花の環倶楽部に参加し、避難生活が続くみなさんと交流を持つことがとても楽しみです。しんせいは大きな病院の目の前にあるので、病院を利用される方々から
「美しいお花をいつもありがとう」と声をかけて頂くことも多く、避難者と郡山市民の架け橋が生まれていると感じます。

2.押し花のしおり
コミュニティガーデンで育てた花を押し花にし、そのお花で作ったしおりを販売することができた。現在、JTBとHOYAが定期的にしおりを購入してくださっている。園芸活動を続けていく中で、収益を生み出す事業にまで成長できたことは大きな成果であった。

3.コミュニティガーデンが広がる
避難前は農業に従事していた障がい者が多く、「いつかは故郷に帰って農業をしたい」という希望を持って避難生活を続けている。2019年10月にコミュニティガーデンを新しく広げ、ブルーベリーを植樹した。2020年にはブルーベリー畑に温室をつくり、通年を通して園芸活動を行っていきたい。


コミュニティガーデン プランター フルーベリー植樹