事業の実施経過 令和3年3月 令和3年度事業計画作成 令和3年4月 定期総会・新人3名受入れ 令和3年5月 記録部会において山野草調査観察記録「花のあしあと」最終校正 6月 600部印刷 毎月 班毎の活動を実施(月、火、木、金曜日 月1回) 但しコロナ緊急事態宣言中の5・6・8・9月は活動を縮小や休止 毎月 第1曜日に全体会を実施(各班が輪番で当番) 但しコロナ緊急事態宣言中の5・6・8・9月及びまん延防止中の2・3月は活動休止 10月は多人数が集まることを避け班活動に変更、また、7・12・1月は雨天中止となったため、今年度の全体会は4月と11月の2回のみの実施に終わった。 7月、2月に幹事会(計画の進捗、次年度計画等)、12月、1月に臨時幹事会(主に役員人事) 夏場 翌年度の助成金検討 研修会 毎年実施していた「植物専門家によるフィールドチェックと講評」はコロナのため中止
以下のイベントはコロナの影響で中止となったため不参加 アースデー、天平祭、大和川源流体験、環境保全活動発表会
事業の実施内容 我々の活動している奈良県桜井市三谷地区は、2015年に環境省による「里地里山500選 生物多様性保全上重要な地区」に選定されたが、2008年から始めた我々の地道な活動が大きな力になったものと自負している。元々から環境に合った貴重な山野草の生育地であった場所を、草を刈りイノシシなどの獣害対策を行い昔の環境に戻すことで、豊かな山野草を取り戻して きている。具体的には、約1ヘクタールのフィールドを4つの班で分割して管理し、そのフィールドごとに自生する山野草に合わせた環境作りを心掛けている。また、斜面の草刈りを行うことで新たな山野草の発見に繋がることもあり、斜面の草刈りに力を入れている。これからも奈良県レッドデータブックに挙げられている種を中心に、保全と観察を続けていく。
奈良県桜井市三谷地区に自生する山野草の中から、奈良県レッドデータブックに取り上げられた絶滅危惧種など22種の特定種目について、芽生えから種子ができるまでの経時変化を細かく写真と状況の記録としてまとめ、花博記念協会の助成金支援を得て、念願の冊子「花のあしあと」を作成することが出来た。
|