(1)活動人数 事業期間内 のべ224名
(2)活動日数 事業期間内 のべ91日
(3)実施スケジュール 「3月中旬(以降、適宜。)」 ・高校生ボランティアも参加し、花壇のデザインなどについての打ち合わせ。
「4月~(以降、適宜。)」 ・事業の開始(4月1日) ・花壇および植栽におけるデザインの制作。 ・土づくり。 ・備品や消耗品の発注および購入。 ・ボランティア保険への加入。 ・花種用ミニビニールハウスの制作、管理。(7月上旬まで。) ・花種の播種および生育管理。(7月上旬まで。)
「5月~(以降、適宜。)」 ・草刈りなど環境整備全般。 ・花壇枠、花壇域、雨水集水簡易設備などの制作や整備。
「7月~(以降、適宜。)」 ・植栽および生育管理
「9月~事業完了」 ・看板の制作および塗装。 ・花壇枠および花壇域全体の塗装。 ・端材などの型付けおよび運搬。 ・完了報告書の作成および完成。 ・事業の完了。
発災から10年以上が経過した東日本大震災に対し、越喜来地区における津波最大到達地点に花壇と看板を設置したことにより、気づく・忘れない・思い出すといった印象づけを図ることができ、今後さらに進むであろう東日本大震災の風化に歯止めを効する一手となっています。 「津波到達地点」「大津波これより先へ」。道路沿いに設置したこれらの看板は、左方面の高台にアプローチの意味合いをもつ花壇、進行方面には避難に適した高台があることから、今後も起きるであろう避難を要する自然災害時に、避難場所や避難経路としての大きな目安となるため、防災の観点においても相乗的効果を担っています。 地域住民のみならず、大船渡市内の災害公営住宅の住民グループが花壇を来訪していることから、毎年植栽を継続することで花に囲まれたスポットとして広まり、住民やボランティアの交流場所としても、心の復興への一翼を担う場所としても育まれてゆくことが期待されます。
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