令和3年4月迄 ・会員役員で看板の内容を協議(コロナ禍の為メールなど中心に行う) ・文化庁ホームページや各種文献などからデーター収集を行う ・国道沿いに設置するので、現在地とある程度の広域地図の入手を検討する ・会員を中心に、看板に使用する写真データーの収集を行い選択を検討する ・夕張市教育委員会担当に、看板の設置にあたり市土木課ならびにシューパロ湖ダム管理事業者に設置許可の件で動いていただくよう依頼する ・6月に開催予定であった25年記念フォーラムがコロナ禍の影響で開催が厳しい状況になる 令和3年6月迄 ・看板の元となるベースの選択を行う(株式会社アポック) ・原案の原稿とともにデザインの雛形を製作し、会員役員内で検討を開始 ・数回の変更を経て、デザインの確定 ・地図内に「芦別富良野道立自然公園」のエリア範囲をプロットする技術の収集 ・同様に「天然記念物エリア」のプロットをするためにデーターを収集 ・夕張市文化委員、地質の専門家に紹介文章内容の確認を依頼する ・出た意見や訂正箇所や改善点を反映+写真の差し替えを行う 令和3年8月迄 ・眼下にみえるシューパロ湖についても触れた方が良いという意見に基づきデザイン調整 ・夕張市の「黄色いハンカチ基金」に申請していた助成を取り下げ (教育委員会で設置に関する土木工事の予算を取っていただいたため) ・看板のデザイン確定&発注 令和3年8月以降 ・株式会社アポックにて看板の制作&納品 ・最終的な設置位置の確認(現場の写真撮影、簡単な測量を行う) ・教育委員会から受注した地元の業者にて、看板の設置 ・8/19読売新聞タウンニュース(ミニコミ誌)に看板設置の記事掲載 ・8/21北海道新聞空知版に看板設置の記事掲載
・夕張市広報9月号に看板設置の記事掲載
・天然記念物指定25年記念シンポジウムについて 夕張岳が国の天然記念物指定を受けてから、2021年で25周年を迎えることを記念して地元夕張市で開催を計画していた「天然記念物指定25年記念シンポジウム」は残念ながら、新型コロナウィルスの蔓延により、中止をせざるおえない状況になってしまった。地元市民や関係者への認識度を一層上げることが期待できただけに残念であった。
・夕張岳の看板について 国道452号線の中でも有数のビューポイントである鹿島眺望公園には、かねてから車を止めて一休みするドライバーが多かった地点であったが、8/6に看板の設置が行われて以降は景色を見た後に看板を見ながら、見える景色と看板の解説(山名など)を対比して確認している人が多く見られるという地元の会員の報告をもらっている。自分自身もそのような光景を何度も見て確認しており、本当に設置できてよかったと思っている。 今までは殺風景で、学校跡地の石碑が数個あるものの特筆した説明が何もない状態であったが、実際目の前に広がる自然風景(夕張岳)が持つ自然環境の豊かさや高山植生の貴重性、世界的にも珍しい地質鉱物特性の本質を広く理解・再認識していただけるものになった。 また、市の広報誌や地元ミニコミ誌、北海道新聞の地方版にも掲載がされたので特に地元市民には看板の設置は周知された。
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