令和4年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 吉里吉里花いっぱい運動実行委員会〔岩手県〕 |
---|---|
事業名 | 吉里吉里花いっぱい運動 |
事業の実施場所 | 吉里吉里地区内の空地 |
事業の実施期間 | 今回計画 :令和4年 4月~令和 5年2月 (助成対象期間) (全体計画:令和4年 4月~令和 5年2月) |
事業の概要 | 東日本大震災で被害を受けた吉里吉里地区内の空地(震災前は住宅地で現在は居住地ではなくなった町有地)を花いっぱいにし、復興の象徴として再び住民や観光客が集まるにぎわいの場所を創る。 |
成果の要約 | 昨年に続き、地域をきれいにしたいという声が引き続き寄せられている。コロナ禍もあったが、住民の意識が高まってきており、自主的に行う自治会も増えた。今年は海開きを行ったが、あいにくの寒空が続いたため、人出は少なかった。吉里吉里祭や運動会は中止したため、久しぶりの顔を合わせる機会にもなっており、元気に話す姿が印象的だった。 また、今回は年度当初に刈払機とチェーンソーの取り扱い講習会を開催した。 機材が揃い、メンテナンスもできるようになったことで、安全管理に対する意識が向上し、声をかけながら協力しながら作業を進められていた。引き続き、安全には留意して活動を継続していく。 活動が継続でき、住民一体となった活動が認められたことで、次年度からは県からの委託事業としてフィッシャリーナの管理を任されることになった。わずかではあるが、資金調達の目途がついた。 草刈りや、草取り活動を行うことができ、目に見えて整備されていた道路脇等を見て、町内の散歩を楽しむ地域住民が増えているという声があがっている。 こういった地成の活動が復興後のまちづくりに寄与しているということが、町や県だけでなく、 国にも認められ令和4年11月に緑綬褒章を、土木学会景観・デザイン委員会よりデザイン賞の優秀賞を令和5年1月にいただくことができた。 |