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花博自然環境助成事業

令和5年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 源氏藤袴会〔京都府〕
事業名 京都自生種の藤袴を保全育成し環境保全活動を推進する
事業の実施場所 京都御苑東側地域 (革堂・下御霊神社・寺町通り・河原町丸太町北西交差点・歴史資料館・御所南小学校、御所東小学校・高倉小学校・京極小学校・御所東学童保育所・興聖寺・報恩寺・新島旧邸・同志社校友会新島会館・洛陽教会・同心児童館本館と分室・上京児童館・頼山陽旧跡保存会山紫水明処・梨木神社・護王神社・菅原院天満宮神社・厳島神社・白雲神社・宗像神社・盧山寺・清荒神護浄院・頼山陽邸・御池創生館〔高齢サポート御池・おいけあした保育園・京都市立御池中学校〕・竹間公園愛護協会・京都ハリストス正教会・地域育成者自宅前・くろ谷
事業の実施期間 令和5年5月~10月 育成、令和5年10月7日~10日 藤袴祭・藤袴湯、令和5年10月末~11月末 藤袴花切と冬越し、令和5年12月 御所南小学校・あした保育園・同心児童館本館・分室で育成児童へ匂袋講習指導
事業の概要 令和2年から令和4年貴協会の助成を受け絶滅寸前種の京都藤袴を保全育成してきました。成果は大きく令和2年度京都市から京の生きもの・文化協働再生プロジェクトの第24号認定 令和3年度は京都環境賞 奨励賞で環境と調和した持続可能な社会への貢献が認知された。
成果の要約

1 保全育成 4月~12月(毎日)本部の革堂行願寺でスタッフ3名が中心となりボラボランティア15人と障害者施設、フリースクール生徒8人でさし芽6000芽と定植鉢1100鉢、地植え40カ所の準備(土、肥料や鉢と皿の各1000鉢の水洗い)
・地域の小学校4校と学童保育・児童館4ヶ所、保育所1、幼稚園1、中学校1新たに高倉小と京極小が参加、本会活動管内すべての小学校が参加することとなった。また、竹間自治連合会所属の竹間公園愛護協会が参加7月11日本会から提供した100芽を公園内に定植した。その日は京都市のみどり推進室、中京区役所はじめ京都市の關係機関が多数立ち合いは竹間幼稚園児30人と地域住民20人が参加定植した。
・老人福祉センター1に今年の育成と祭りに展示協力を依頼したが育成の適地がなく毎回花を咲かすことが出来ない悩みを持っていたが花は欲しいというので隣の御池あした保育園にお願いして育ててもらうことになった。今年度は新たに小学校2校が参加した。その他スタンプラリ―会場の育成希望者4ヶ所に育成指導を7月中旬から8月上旬にかけて実施した。その他京都市内在住の一般育成希望者に6月下旬芽を渡し育成指導をした。
・今年度 初めて将来の後継者つくりを目的に子どもプロジェクトを実施保全育成活動と環境保全問題の關係性について様々な角度から6回に渡り取り組んだ。小学生10人、その親10人参加し結果的には親子教室となり大きな成果を上げることが出来た。
・管内育成参加人数  400人

2 藤袴祭 10月13日(金)~16日(月)
・今年度の育成結果は藤袴の成長期である7月~8月にかけて日照りと猛暑によって過去にない程に困難を極めウイルスも発生し3割の鉢がだめになった。鉢の展示は本会だけでは無理となり急遽市内藤袴の仲間の会3ヵ所から200鉢借りてきて何とかメイン会場展示に間合わせたが藤袴のある街つくりになる地域内での藤袴は数が少な寂しいものとなったが、待望のアサギマダラも毎日訪れ多くの藤袴鑑賞参加者を喜ばせた。また、祭り時にはイベント・ワークショップが開催された。スタンプラリーには200人の人が参加、特別企画の廬山寺は15人の参加があり執事長の講演が素晴らしかったと感動の感想が寄せられた。また、くろ谷金戒光明寺は独自の取組として非公開の庭をガイド付き案内する藤袴祭限定特別ツアーを企画し30人の参加者を楽しませた。
・祭りには御所南小学校の地域貢献度は高く例年メイン会場の一つ下御霊神社に展示して見学者を喜ばせているが今年は通りを隔てた京都地方裁判所の許可を得て敷地内にも展示しその様子が京都新聞にも取り上げられ反響を呼びました。また、藤袴の終了後に育成に参加した児童から源氏藤袴会へ感謝の御礼の寄せ書きを貰いました。
・コロナ以来休止していた地域の高瀬川保勝会主催の舟祭りが復活、会長の申し出により15鉢を貸出し高瀬川一の舟入の川に入れて舟祭りの賑わいに協力応援した。 参加人数  (1,000人)
・祭参加者数は 8.000人

3 環境保全活動
今年度から新たな目標に加えた活動は藤袴の持つSOD酵素の素晴らしさをグッツとして製品化し多くの人の知って利用してもらうため藤袴の分析調査をお願いしている近畿大学の駒井功一郎先生の講演会を7月17日(月・祝)開催した。参加者数93人
・その効能の広報活動として市民サービスに公衆浴場4館と新たに現在市内2カ所しかない伝統の窯風呂の1つ老舗の料理旅館「平八」と協力して祭り時藤袴湯を提供し多くの入浴者から大きな反響と好評を得た。 参加者数 1,000人

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