新型コロナウィルス5類移行に伴い、コロナ前の規模にできるだけ近づけ、一般解放を行いました。菜の花の育成から迷路作成に関しては猛暑と暖冬の影響を鑑み作業者の体調と菜花の生育状態に留意しながら進めました。 暖冬の影響で開花が大幅に早まり、予定よりも1週間早く一般開放、多くの方にご来場いただきました。 ■~2023年4月 ▽菜の花迷路一般開放準備(告知チラシ作成、イベント出演者調整、迷路資材調達、配布、SNS告知開始、アトラクション内容検討・決定、受付スタンプカード作成、各種誘導看板作成・設置駐車場除草、ライン引き、ロープ貼り等) ▽菜の花迷路作成(迷路コース線引き、抜草しコース作り、スタートゴール看板設置等) ■2023年4月22日~5月5日/ 菜の花迷路一般開放 ■2023年5月/ 菜の花迷路片付け(看板撤去等) ■2023年6月~7月/ 菜種の刈り取り、乾燥、収穫 ■2023年8月/ 菜の花畑の耕うん、瓦礫拾い、除草剤散布 ■2023年10月/ 種まき ■2023年11月/ 生育不順の場所に追加で種まき、草刈り、雑草取り、追肥 ■2024年2月/ 追肥 キャンドルジュン氏率いるLove For NIPPONによるキャンドルアートや、お人形づくりワークショップなども実施、多くの方にご来場いただきました。 一方、菜の花畑つくりは引き続き燃料代、肥料代などの資材高騰のあおりを受け、経済的には非常に苦しく、今回も実施中止も検討しましたが、震災以降継続し、皆さんに夢と希望と楽しみを与えてきた菜の花迷路を絶やしてはならない一心で、継続を決断しました。 近年は暖冬や、土壌の質のばらつき、雑草に生育を阻まれるなど課題が出る中、除草剤の使用や追肥の時期の見直し等対策を行い、一面に咲き誇る菜の花を楽しんでもらおうと日々奮闘しています。また、経済的困難を解決するべく、収穫した菜種の買い取り先を模索する等の対策も検討していきます。 今年も黄色に咲く菜の花が、災害や紛争の犠牲者を鎮魂するとともに、世界平和を願う人々にも届くことを祈りながら引き続き作業してゆきたいと思います。
|